
会社は、一人ではつくれない。私が仲間と実現したい未来。 代表ブログ Vol.03|林 泰弘 会社は、一人ではつくれない。私が仲間と実現したい未来。 〜FOREST FOOD WORKSを立ち上げた理由〜
こんにちは。Forest Estate株式会社、代表の林です。
このブログを始めて、今回で3回目になります。
第1回では、11店舗の飲食店を経営してきた私自身の経験について。
第2回では、店舗開発や商業施設、海外での仕事を通じて、
飲食と不動産の間にある課題を感じるようになったことについてお話ししました。
そして今回は、いよいよ現在の仕事についてです。
2026年、私は東京都港区に【Forest Estate株式会社】を設立しました。そして、飲食ソリューション事業「FOREST FOOD WORKS」を立ち上げました。
なぜ、この会社をつくったのか。なぜ、一人ではなく、さまざまな専門家とチームを組むことにしたのか。今回は、その背景にある私の考え方をお伝えしたいと思います。
48歳、新たな挑戦。私は1978年生まれです。2026年現在、48歳になります。この年齢になって、改めて自分で会社を立ち上げることになりました。
振り返ると、これまでの人生でも何度か新しい挑戦をしてきました。飲食店を始めたとき。複数店舗を展開したとき。東京へ進出したとき。海外で仕事をしたとき。そして、店舗開発や商業施設の仕事に携わるようになったとき。
そのたびに、新しいことを学び、新しい人と出会ってきました。
今回の会社設立も、その延長線上にあります。
ただし、これまでと大きく違うことがあります。それは、自分がこれまで経験してきたことを、一つの事業として集約しようとしていることです。
飲食店を経営していた経験も、不動産開発に携わってきた経験も、決して別々のものではありませんでした。むしろ、その両方を知っていることこそが、自分の強みなのではないか。そう考えるようになったのです。
なぜ、不動産会社だったのか。私が目指しているのは、単に飲食店の物件を紹介する会社ではありません。
もちろん、私たちの事業の基盤は不動産です。物件を探し、条件を整理し、契約を進める。不動産会社として、専門性と責任を持って取り組むことが大前提です。
しかし、飲食店経営者の立場から考えると、物件契約だけで問題が解決するとは限りません。新しく店を出したい人には、立地や投資額の問題があります。複数店舗を展開したい企業には、出店戦略や人材の問題があります。既存店舗を移転したい人には、現在の契約をどう整理するかという問題があります。そして、長年経営してきた事業を誰かに託したい人もいれば、さまざまな事情から退店を考える人もいます。こうした課題は、実際にはすべてつながっています。
だから私は、不動産という一つの入口から、飲食店経営に関わるさまざまな相談を受けられる会社をつくりたいと考えました。それが、【Forest Estate株式会社】の原点です。
私たちが掲げている言葉があります。「店の価値を、次へつなぐ。」
これは、【FOREST FOOD WORKS】のコンセプトです。
私は、この言葉をとても大切にしています。飲食店には、それぞれに積み重ねてきた時間があります。例えば、長年営業を続けてきたお店があったとします。そこには、厨房設備や内装といった目に見える資産があります。
しかし、お店の価値はそれだけではありません。
地域で築いてきた信用。長年通ってくださるお客様。そこで働いてきたスタッフの経験。お店の名前や、積み重ねてきた歴史。こうしたものも、大切な価値だと思っています。
ところが、お店を閉じるとなると、その価値の多くが失われてしまうことがあります。まだ使える設備を撤去しなければならない。時間をかけてつくり上げた内装を解体しなければならない。長年親しまれてきた場所が、何もない空間に戻ってしまう。契約の内容や建物の条件によっては、やむを得ないこともあります。
しかし、ほかの方法がないかを考える余地はあるはずです。例えば、既存の設備や内装を次の出店者に引き継ぐことができれば、退店する方の負担を軽減できる可能性があります。
新たに出店する方にとっても、初期投資を抑えることにつながるかもしれません。
もちろん、すべての案件で実現できるわけではありません。関係者の合意や契約条件、設備の状態など、確認すべきことは数多くあります。
それでも、最初から単なる撤去や解体を前提にするのではなく、次の活用方法を探してみる。そこに、新しい価値が生まれる可能性があると考えています。これは、11店舗の飲食店を経営してきた私だからこそ、大切にしたい考え方です。
【会社は、一人ではつくれない。】
そして、もう一つ。私が会社を立ち上げるにあたって、大切にしたことがあります。
それが「仲間」です。
どれだけ経験を積んでも、一人の人間にできることには限界があります。
私は飲食店の経営や店舗開発には、長年携わってきました。しかし、法律、建築、設計、広告、IT、事業承継など、すべての分野の専門家というわけではありません。当然です。だからこそ、それぞれの専門分野に強い人たちと、一つのチームをつくりたいと思いました。
ありがたいことに、その考えに共感してくれる仲間が集まってくれました。
外食業界に豊富な経験とネットワークを持つ大山 正。不動産や事業の実務を支える市原 克俊。飲食業界の第一線で経験を重ねてきた酒巻 雄平。そして、秋月 俊一、古賀 慎一。それぞれ異なる経験や専門性を持つメンバーです。
私は、このような仲間と仕事ができることを、とても心強く感じています。
そして、チームづくりにおいて、私自身が大切にしている考え方があります。【肩書きではなく、人で仲間を選ぶ。】
どれほど立派な経歴があっても、互いを尊重できなければ、良い仕事はできないと思っています。反対に、専門分野や経験が違っていても、同じ方向を向き、互いの強みを認め合える関係であれば、
大きな価値を生み出せる可能性があります。一人では見つけられない答えも、複数の視点が集まることで見えてくることがあります。そして、誰かが困っているときには、それぞれが自分の得意な分野で力を貸す。
私が目指しているのは、そんなチームです。
分からないことは、分からないと言う。もう一つ、私が仕事をするうえで大切にしていることがあります。それは、分からないことを、分からないと正直に伝えることです。
不動産の仕事には、専門的な判断が必要な場面が数多くあります。飲食店の経営でも同じです。すべてを知っている人間など、いないと思います。私自身、今でも毎日のように新しいことを学んでいます。初めて扱う契約や、これまで経験したことのない課題に出会うこともあります。そのとき、知っているふりをして話を進めることは、決して良いことではありません。
分からなければ調べる。必要であれば、専門家に相談する。そして、お客様にとって何が最善なのかを考える。これは、特別なことではないと思います。
しかし、こうした当たり前のことを、当たり前に積み重ねられる会社でありたい。私はそう考えています。
契約してからが、本当の始まり。不動産会社として仕事をしている以上、契約を成立させることは大切です。
しかし、私たちはそこで関係を終わらせたくありません。なぜなら、飲食店にとっては、契約してからが本当の始まりだからです。
物件が決まり、工事が始まり、お店が完成する。そして、いよいよ開業の日を迎える。
そこから何年もかけて、地域に愛されるお店へと育っていく。
私が本当に見たいのは、その姿です。
開業したお店が成長し、二店舗目、三店舗目へと展開していく。長年続いてきたお店が、次の経営者へと受け継がれていく。そして、役割を終えた店舗の設備や空間が、また新しい挑戦へとつながっていく。そうした流れの中で、私たちがお役に立てる場面があるはずです。
出店の相談でも構いません。移転や退店の相談でも構いません。まだ具体的に何をすればよいか分からないという段階でも構いません。まずはお話を伺い、状況を整理する。必要であれば、専門家と一緒に考える。そんな関係を、お客様と築いていきたいと思っています。
これからの【Forest Estate】、そして【FOREST FOOD WORKS】。
私たちは、まだ新しい会社です。これから実績を積み重ね、信頼を築いていかなければなりません。簡単な道のりではないと思います。
しかし、私にはこれまで経験してきたことがあります。飲食店を経営し、店をつくり、さまざまな人と仕事をしてきました。うまくいったこともあれば、うまくいかなかったこともあります。そして、その両方から多くのことを学んできました。
今度は、その経験を新しい形で社会に生かしていきたいと思っています。
目指しているのは、こんな存在です。「東京で飲食店のことで困ったら、まず【Forest Estate】に相談してみよう。」そう思っていただける会社になること。派手なことを言うつもりはありません。
目の前のお客様に向き合い、一つひとつの仕事を丁寧に積み重ねていきたいと思っています。
そして、飲食業界で働く人たちや、新しい挑戦をする経営者の方々に、少しでも役立つ存在になれれば、これほど嬉しいことはありません。
【飲食の現場を知る。だから、机上では終わらない。】
この言葉を大切にしながら、これからも挑戦を続けていきます。
そして、このブログでも、日々の仕事で感じたこと、飲食店経営についての考え方、
不動産のこと、会社づくりのことなどを、少しずつ綴っていきたいと思います。
成功した話ばかりでなく、ときには悩んだことや、失敗から学んだこともお伝えできればと思っています。なぜなら、それも含めて、私自身の仕事だからです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも、【Forest Estate株式会社】、そして【FOREST FOOD WORKS】をどうぞよろしくお願いいたします。
【店の価値を、次の未来へ。】
Forest Estate株式会社代表取締役/FOREST FOOD WORKS 主幹林 泰弘
